技術と挑戦を結び、
日本の未来を切り拓く

echoを2023年5月に創業する以前、私は金融機関で法人担当の業務に従事しておりました。数年前に仕事上の手続きとしてAIスタートアップの方々のお話を伺う機会があり、そこで日本のAI競争力が他国に対して大きく遅れを取っている現状を知り、深く憂慮いたしました。

それから創業に至るまで、AI技術領域を取り巻く環境を肌感覚で理解したいと考え、技術書による基礎の習得から、先端技術論文の調査による広範な領域の技術のキャッチアップまで、専門性の獲得に努めました。その結果、AI先進国と呼ばれる国々は研究の規模が桁違いであり、日本はリソースの物量で劣っているものの、一方で、大学や研究機関を始めとして、限られたリソースの中で世界をリードする成果を挙げられている方々も多数存在することが実感できました。

元々オープンな領域であることもあり、最先端の技術を理解して手の内化できる能力を持つ研究者・エンジニアは数多くいらっしゃいます。 私は、このような技術を持つ人々と、自動車や電機などの産業レベルでAIの社会実装に挑戦する人々を繋ぐプラットフォームを構築することで、日本のAI活用産業を飛躍的に加速させることを目指し、echoを設立いたしました。

幸いなことに、大手自動車部品メーカーのAI開発領域のプロジェクトリーダーなど、複数名のAI開発のスペシャリスト達が、創業理念に共感してechoに参画することとなりました。彼らの優れた技術力や洞察力は、echoの、ひいては皆様のビジネスの発展に貢献するものであると信じております。
echoの企業ロゴは、①日の丸 (日本) を抱擁する大鳥, ②飛翔のための上向きの翼, ③”心”を象った形状を掛け合わせ、創業理念を表現しております。

私たちは創業理念に基づき、日本のAI活用産業を加速させるためのプラットフォームの構築に取り組み、新たな価値を創造して参ります。